世界のど真ん中で展示会「アトリエ」
サンタフェのさわやかで乾いた風土は、多くのアーチストを集めることは前回ご紹介しましたが、さて、ビジネスとなると世界中から人々を集めるのは、やはりアメリカではニューヨーク。
マンハッタンのおへそ「タイムズスクエア」で2月と9月に開催される展示会「アトリエ」は、展示するアーチスト/デザイナーも、買い付けにやってくるバイヤーもグローバル。京都から出展するAKIHIKO IZUKURAもそうですが、遠くはイスラエル、トルコ、イギリスなどからもアーチストが顔をそろえます。バイヤーの方々も、アメリカ各地からだけでなく、アジア、ヨーロッパ、南米からも足を運んでくださいます。
アトリエとの出会いが、アメリカにおけるAKIHIKO IZUKURAブランドの大きなステップとなったのは、先にご紹介させていただいたばかりですが、世界中の展示会をまわってみても、この展示会の特殊性というのがAKIHIKO IZUKURAの特殊性とおおいにマッチングしているのには驚かされるとともに、「出会い」「ご縁」の尊さを実感させられます。
この展示会を企画、実現されたのはサンタフェ在住の元ニットアーティストのスーザン*スマさん。編み模様で描かれる複雑で絵画のような作風で知られたアーティストでしたが、実際にご自身で作品をプロモートする際、出展できる展示会がなかったというのが、アトリエ展示会の発端でした。美術館を通してか、小さなクラフトショー程度しか
ないことに不満を抱き、一念発起。自分でアーチスト向けの展示会を作り上げたのです。今でも創作活動は続けていますが、アトリエの運営ビジネスでサンタフェとNYを行き来する忙しい日々を送っていらっしゃいます。
9月下旬に開催されるアトリエでは、AKIHIKO IZUKURAの最新ホリデーコレクションおよび、2010年春夏コレクションが世界に先駆けて紹介されます。9月にはスーザンさんとスタッフの近影も含めたレポートをさせていただきますね。
HINAYA U.S.A代表
渡邉 美賀